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第二回江戸川地域猫セミナー終わりました。
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    edogawa18.2.24 第二回江戸川地域猫セミナーは披露宴や大規模宴会も行える160名定員の会場をほぼ満席で終えました。同区には地域猫対策の登録ボランティア制度があることや獣医資格を持つ職員を置く動物管理係のあることは全国の市区町村でもすごく稀です。都内23区では他に台東区だけです。どちらの区も「地域猫対策」への取り組みは他と同様に極めて積極的と思われます。

     

     動物愛護あるいは動物擁護について、役所の役割に関する原則に触れるとき、役所は法規法令の執行官であることが前提になります。早い話が、法にあることをやらなくてはいけないが法にないことはできないです。

     そこで市民の求めと役所の施策の間に大きな行き違いが生まれます。また、法に規定されている一義的な愛護動物の猫をその置かれている立場により「野良=飼い主のいない」や「ペット=飼い主・所有者・占有者・取扱い者がいる」と分けられてしまう場合も少なく有りません。

     

     ペットには人による厳しい管理義務などが法できめられています。一義的な愛護動物の猫には「命あるものであることにかんがみ〜〜人との共生に配慮しつつ〜〜〜」と決められているだけです。さらに法による指針には「恣意的(=身勝手、※無責任ではありません。)」な餌やりの結果に対する対策を「地域猫対策」とすることが決められています。

     

     そこで本題です。私達はすべての猫の擁護や保護を求めますが、ペットの猫に対しては擁護や保護の義務が厳しく定められている反面、飼い主のいない猫は「地域猫対策」と「殺傷犯罪(場合によっては遺棄犯罪含む)」の執行対象となるだけです。
     役所は「野良猫の管理責任を市民に持たせ、ペットと同じ義務を与える。」ことにより施策を進めやすくなります。しかし法を根拠にする場合に「野良猫の管理の義務や所有権を市民に与える権限」は、猫の保護擁護介護設備が有り引き取り事務を実行する都道府県や一部の自治体が引き取った猫が対象の譲り渡しなどで、多くの市区町村はその権限や設備を持ちません。外の野良猫は当初より役所の譲り渡しの対象外といえます。


     さらに役所は「身勝手な餌やりの結果に対する施策」を「無責任な餌やりから、責任のある管理者に」と法の読み違いをしてしまいがちで、ペットと同じ義務を行政裁量権を超えて市民に強いる場合が多数です。

     このセミナーでも多くの時間を使い解説されていたのは「野良猫に餌をあげ続けたい」「野良猫を外で暮らさせるよりも室内飼い猫にしたい」などのような、飼い主責務が生じる事態を区役所が施策にする根拠法令がないこと、しかしそのような動物愛護や擁護の気持ちを行う市民の気持ちは法のもとに守られるので、法に定められている「地域猫対策」を地域自治環境問題と位置づけしてすすめるための具体的な方法、ということのようでした。

     

     野良猫の完璧な保護や擁護を求めるときに「役所が地域猫対策に後ろ向き」とも感じます。また法の執行官としての役所のできるできないを思うときに、法を超えた行政裁量権を駆使して猫対象の各種事務事業や行事などを行う役所も見聞きし、羨望の的にもなりますが、そのような行事などがすべての行政にあてはまるとは限りません。

     

     上の画像下は会場撤収片付けのタイミングが遅く、皆さま帰られてしまい役人と関係ボラさんなどです。(き)

    | NPOねこだすけ | 10:53 | - | - | - | - |

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